ご挨拶

会長 西 昭徳

第6回日本臨床薬理学会 九州・沖縄地方会
会長 西 昭徳
久留米大学医学部薬理学講座 教授

日本臨床薬理学会の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、この度2022年7月30日(土)に「第6回日本臨床薬理学会 九州・沖縄地方会」を、久留米大学筑水会館(久留米大学旭町キャンパス)において開催させていただくこととなりました。新型コロナ感染症流行防止の観点から、久留米大学筑水会館での現地開催とオンライン開催のハイブリッド方式で開催いたします。

日本臨床薬理学会は、様々なレギュレーションに即して、適切に臨床試験を行うための教育・研修を実施し、薬物治療における新たな発展に寄与する臨床研究の支援を通じ、社会に役立つ先進治療が確立されていくことを目指して活動を行っています。九州・沖縄支部では、会員同士が刺激しあえる、共に学べる場として、2022年は久留米大学で九州・沖縄地方会を開催することになりました。

第6回九州・沖縄地方会では、「九州・沖縄地方会を起点とした臨床薬理の叡智の統合と創造」をテーマとして開催いたします。臨床薬理学の基礎及び臨床研究、多職種連携による薬物治療に関する講演とシンポジウムを企画しました。臨床薬理学の各分野における研究や取り組みについて最新の情報を共有し、異なる分野の専門知識の学びと統合を目指します。さらに、参加者の活発な討論や交流が、臨床薬理学発展の推進力になることを期待しています。

臨床薬理専門医と認定薬剤師の更新単位、認定CRCの受験および更新のための単位が取得できるため、臨床にも携わる医師、基礎講座の研究者、薬剤師、看護師、治験コーディネーターなど多種多様な職種の会員が集います。現地でそしてオンラインで、多くの参加者の皆様と議論し交流を深めることを楽しみにしています。九州・沖縄地方会の皆様のご協力に感謝するとともに、奮ってご参加くださいますようにお願いいたします。